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こんにちは!!
おにぎりです!
今回は、『【65歳以上の貧困率20%以上】貧乏老後』と言うテーマでやっていきます。
老後の貧困問題は、特に高齢化が進む日本では、深刻な社会問題となっています。
厚生労働省による2022年国民生活基礎調査によると、65歳以上の高齢者世帯全体の貧困率は約20%にもなります。
これは高齢世帯全体の貧困率で、単身高齢者のみの場合はさらに貧困率は上がってしまいます。
65歳以上の男性単身高齢者の貧困率は30%、女性単身高齢者の貧困率は44%の人が苦しんでいるというのが現実です。
他人事ではなく、自分自身にも起こりうることだと思います。
今回は、老後の貧困生活がどのようなものか、どうすればそれを回避できるのかについて考えてみたいと思います。
是非最後までご覧いただき今後の参考にしてもらえたら嬉しいです。
あと、こちらはおすすめの動画になります。
是非こちらもご覧ください。
では、早速本題へスタートです!
よかったら、高評価やチャンネル登録お待ちしてます。
・老後のためにどんな準備をすればいいのかわかる
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☆老後の貧困問題の現状
☆老後の貧困生活の実態
実際に老後の貧困に陥った場合、どのような生活が待っているのかを具体的に見ていきます。
今回は、「幸子さん」という女性の1日の生活をみていきましょう。
幸子の年金生活
私は田中幸子、68歳。月10万円の年金だけが頼りで、毎日をなんとか生き抜いている。
今日は私の1日の生活を紹介するわ。
朝 6時
目を覚ますと、まだ薄暗い。寒さに体を縮めて、布団から出るのに少し時間がかかる。エアコンをつけたところで部屋はすぐに温まらないし、暖房費がもったいないから極力使わないようにしている。
ベッドから起き上がり、体を伸ばすと、腰のあたりが痛い。こうした体の不調も、年齢を重ねることでどんどん増えていく。でも、仕方がないと自分に言い聞かせながら、台所へ向かう。
今朝の朝食は、昨日スーパーで買った安い食パンと、冷蔵庫に残っていた卵。何も特別なことはないけれど、空腹を満たすには十分だ。コーヒーを淹れて、ひと口飲んでから、外を見つめる。これが私の1日の始まり。
昼 12時
月10万円の内訳は、家賃5万円、食費2万円、水道光熱費1万5千円、携帯代5千円、雑費1万円
こんなじゃ、はっきり言って全然足りない。
午前中は、ほとんど何もしない。
お金を使わないようにしているから。TVで少しニュースを見たり、昼寝をしていることが多い。昼食の準備があるから、台所に立つのが唯一の仕事。
冷蔵庫には、昨日の夕食の残り物がある。それを温めて、軽く食べるだけ。量が少ないけれど、無駄に食べても仕方がないし、できるだけ食費を抑えたいと思っている。
今日は少し気分転換に、近くのスーパーへ買い物に行くことにしよう。数百円でも、安売りの食品を買うことで気持ちが少し楽になるからだ。
店に入ると、まずは値引きシールの貼られた商品を探す。野菜や果物は高いので、少しでも安いものを選ぶ。今月はすでにお金が厳しくなっているので、これが最後の買い物だ。もっとお腹一杯食べられたら幸せなのに。
夕方 4時
帰ってきたら、もう夕方になっている。夕食の支度をしようと思って冷蔵庫を開けるが、食材が少ない。冷凍庫の中の少しだけ残ったご飯と、少しだけ残った鶏肉で夕食を作る。
テレビをつけると、若者たちが楽しそうに過ごしているシーンが流れる。そんなテレビの前で、私は一人で黙々と食事をとる。寂しさを感じるけれど、食べないわけにもいかない。
食事が終わると、また何もすることがない。部屋の片付けを少しだけして、また無駄にテレビをつけてぼんやりとした時間を過ごす。最近は、昔のドラマや映画をよく見返している。あの頃は何もかもが楽しかったと思い出すけれど、今はそんなことを言っても仕方がない。
夜 9時
夜は長い。何もない部屋の中で、ただ静かな時間が過ぎていく。電話がかかってくることも少ない。子どもたちや親しい友人たちは、それぞれの生活が忙しく、私に連絡をくれることはほとんどない。
時折、夜中に目を覚まし、寝室の隅でふと考えることがある。どうしてこうなったのだろう、と。若い頃にもっとお金のことを考えていれば、今のような生活にはならなかったかもしれない。けれど、もう後悔しても遅い。
これでは、今後もっと暮らしていけなくなるから働かなくてはいけないと思う。
身体も痛いのに大丈夫だろうか…
こんな毎日が続くのかと思うと、不安になる。
そう思いながら、眠りにつくのでした。
いかかでしたか?
お金がないと言うのはこういったことが起こりえます。
これは、他人ごとではありません。
お金がないことで、どういったことが起こるのか次にまとめました。
健康状態の悪化
年金だけでは食費や光熱費、医療費を賄うことができず、日々の生活が困窮します。
自炊をするにも、材料費を節約するあまり栄養バランスが偏り、健康状態が悪化することがあります。
経済的に困窮していると、外出することも少なくなり、社会的孤立が進みます。
孤独感や精神的なストレスが高まり、心身の健康にも悪影響を与えます。
経済的な支援がなくても、精神的なサポートが不足することが多いのです。
医療費の負担
高齢になると、病気やケガが増え、医療費の負担が大きくなります。
健康保険があっても、必要な治療や薬代がかさむと、生活がさらに困窮します。
医療費を節約するために、治療を先延ばしにして症状が悪化することもあります。
☆老後貧困にならないためにどう準備するか?
今回は、貧困生活者の一部を取り上げました。今回のパターン以外のもいろいろなパターンがあるかもしれません。
ただ、共通して言えることは老後の貧困を回避するためには、早期からの準備が重要だという事です。
具体的にどのような対策をしたらいいのか、いくつか考えてみました。
健康維持を心がけ、医療費の負担を軽減する
高齢者にとって、健康管理は重要なポイントです。
日々の運動や食生活に気を使い、病気を予防することが老後の生活に大きな影響を与えます。
2019年厚生労働省による「国民生活基礎調査」の結果をみると健康寿命は男性72.7年、女性75.4年になっています。
健康寿命とは人が「健康に生きていられる期間」のことです。
日本人の平均寿命が男性81.05歳、女性が87.09歳と健康で生活できる期間と10年以上もの開きがあります。
長生きしたとしても10年間は何かしらの病気を患って生活する可能性が高いということがわかりますね。
年をとれば、必ず病気になることは避けられないので、できる限り健康に気を遣い健康寿命を延ばす努力をしましょう。
そして、健康保険の適用範囲や高齢者向けの医療制度についても情報を収集しておくことが大切です。
定年後の生活設計を早期に考える
定年後の生活費の見積もりを早めに行い、どのような生活を送るか、どれくらいの収入が必要なのかを考えておくことが重要です。
特に、老後の収入の柱は年金です。
職業などにより、加入する制度や金額に違いがあります。
自分がどんな制度に加入し、将来年金をいくらもらえるのかを若いうちから把握し、その後の生活に備えた貯金をしていくようにしましょう。
【老後破綻】金持ち老後と貧乏老後の違い(60代の格差/貯金額)
追加の資産形成を行う
まず、年金制度がどのようになっているのかを理解し、それだけでは足りない分を自己資産で補う必要があります。
貯金や投資、資産運用を行うことで、老後の生活に備えることができます。特にiDeCo(個人型確定拠出年金)や積立NISAなどを使う事で税金対策のにもなります。
金融広報中央委員会の調査によると、60歳代で貯蓄がゼロの人は、総世帯で約24.6%、単身世帯では約33.3%です。
つまり、60歳代の約4分の1、単身世帯では3人に1人が貯蓄ゼロということになります。
こんな風になるのは、絶対嫌ですよね!
お金の貯め方に興味のある方は、概要欄に何個かリンクを貼っておきますのそちらをご覧ください。
☆投資先
私が主に使っている口座は、2種類あります。
1つ目はSBI証券です
・100万円までなら手数料0円(20~25歳は国内現物手数料が0円)
・口座開設No.1
2つ目は楽天証券です。
・投信積立を楽天カード決済にすれば楽天ポイントが貰える
(現在、5万円まで1%還元でしたが2022年9月からファンドによっては0.2%還元になります)
☆まとめ
・定年後の生活設計を早期に考える
・追加の資産形成を行う
今回は、「【貧困率20%以上】貧乏老後」という事でやってきました。
老後の貧困は、誰にでも起こり得る問題です。
しかし、早期の準備と心構えがあれば、回避することは可能です。
年金だけに頼らず、貯金や投資、健康管理、社会的つながりを大切にすることで、豊かな老後を迎えることができます。
老後の不安を減らすためには、若い頃からの準備が不可欠な時代になりました。
昔だったら、子供に老後の面倒を見てもらうのが当たり前だったかもしれません。
しかし、今は、子供も自分の事で精一杯で面倒を見てもらう事も気が引けてできません。
自分の事は自分でなんとかする。
今から、老後の生活をどのようにしたいかを考え、できることを始めていきましょう。
最後までご覧いただきありがとうございます。
動画がよかったら「高評価」や「チャンネル登録者」をしてもらえるとモチベーションがぐーんと上がるのぽちっとお待ちしています。
それでは、また次回お会いできるのを楽しみにしています。
またね~ バイバーイ
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