
こんにちはー!!
今回は、最近上がっている「金」について勉強していきたいと思います。
ここ2年で、金の価格は2倍の金額になり「金」に対して興味をもっている人も多いと思います。
そして、インフレが懸念されてきている今が、上がりやすい時期でもあります。
そんなこともあり、「金」の価値について一緒に勉強していきましょう!
・金を資産に持つかの参考になる
・金をどこで購入したらいいかがわかる

・2016年からFXを始める
・2018年から仮想通貨を始める
・2020年から積立NISA・株を始める
・資産4,500~7,500万円を目指して投資中

☆金の価値とは
地金
コイン
金の価値について3つにまとめました。
・歴史的に信用がある
・流動性がある
希少性がある
金は量が既に決まっています。
人類がこれまで掘り出した金の総量は約17万t、埋蔵量は全世界で残り約5万tと言われ限りがあるので、希少価値がこれからも上がると思われます。
歴史的に信用がある
金には古くからの歴史があり、紀元前6000年頃より装飾品として価値を認められている物です。
人類が長期にわたり取引してきた金には、歴史的に信用力が積み重なっているため、これからの値上がりも期待できます。
流動性がある
金は、世界中で現金にでも株式・不動産にでも変えることができます。
金は世界中で通用するので、金の流動性の高さがわかります。
☆金相場が上がる理由
金相場が上がる理由として、4つ挙げられます。
・ドル円の為替相場
・需要と供給
・世界的な低金利
インフレ懸念
インフレが懸念されると金の需要が高まり、金相場も上昇します。
インフレとは、モノの価格が上がり続ける状態のことです。
インフレが懸念されるタイミングで、金へ投資しておけば、モノの価格と同時に金の価格も上昇するため、自己資産を守ることができます。
景気が悪くなると、大手企業や国への信用や不安が増し、株価や債券が下がりますが、金は破綻のリスクが極めて低いため、投資対象として注目されます。
ドル円の為替相場
米ドルが安くなると、金相場は上昇します。
一般的に米ドルの相場と金の相場は、逆相関関係にあるので、米ドルが安くなれば金相場は上がり、米ドルが高くなれば金相場は下がります。
需要と供給
金の需要が増え、供給が減ると金相場は上昇します。
需要が供給を上回ればモノの価格は上がり、供給が需要を上回ればモノの価格は下がるためです。
世界的な低金利
世界的な低金利によって、金への投資価値が高まり、金相場が上昇します。
昔は、銀行への預金に対する金利で資産が増える時代でした。
しかし、現在では金融緩和により金利が下がり、預金に対する利子がほとんど付かなくなりました。
そのため、預金ではなく金への投資が注目されるようになり、金相場が上昇します。
☆金を現物で持つか?証券会社で積み立てるか?
金を持つことのメリットとデメリットを挙げます。
現物で持つ | 積み立てで持つ | |
メリット | ・世界で使える |
・ドルコスト平均法が使える ・現物で受け取ることができる |
デメリット |
・500g以下の地金の売買に必要な手数料 ・金相場が下がれば購入した時より損をしてしまう可能性がある |
・1回の取引手数料が1.5~2.5%かかる |
200万円(買取手数料等を差し引く前の金額)を超える地金、プラチナ地金、金貨をご売却または交換された場合に「支払調書」を税務署に提出することになります。
有期間が5年以内の場合
金の所有期間が5年以内で売った場合に得た利益を「短期譲渡所得」といいます。
短期譲渡所得にかかる税金を計算するには、金を売って得た利益(譲渡益)を計算する必要があります。
売却金額‐(取得価格+売却費用)=譲渡益
取得価格は購入したときの金の価格です。
売却費用は、金を売るときにかかった手数料や書類代などが当てはまります。
それらを引いた金額が譲渡益です。
(金の譲渡益)+(その他の譲渡益)-特別控除50万円 = 課税対象の所得
その他の譲渡益は、株などで得た譲渡益をいいます。
所有期間が5年を超す場合
金の所有期間が5年を超えている場合に売却で得た利益を「長期譲渡所得」といいます。
譲渡益の出し方は短期譲渡所得と同じですが、長期譲渡所得で課税される金額は、短期譲渡所得の半分です。
{(金の譲渡益)+(その他の譲渡益)-特別控除50万円}÷2 = 課税対象の所得
売る金が5年以下のモノと、5年を超えるモノが混ざっている場合、特別控除は5年以下の譲渡益を優先的に控除します。
・積み立てで持つ場合は、取引手数料の安い会社で積み立てる
☆金の購入方法
現物購入できる所
田中貴金属工業 |
・200万円を超える購入の際は「犯罪収益移転防止法」により本人の確認が必要となります ・支払いは現金のみ ・500g未満は売買時に手数料が必要 |
三菱マテリアル |
・200万円を超える購入の際は「犯罪収益移転防止法」により本人の確認が必要となります ・支払いは現金のみ ・500g未満は売買時に手数料が必要 |
日本マテリアル |
・200万円を超える購入の際は「犯罪収益移転防止法」によりご本人様の確認が必要となります ・お支払いは現金のみ ・100g未満は売買時に手数料が必要 |
積み立てできる所
積み立てて現物でもらう |
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楽天証券 |
・月額を翌月の営業日数で割った一定金額で買い続けます ・買い付け手数料(代金×1.65%) ・現物受け取り手数料(100g=5,500/本 500g=22,000/本 1kg=27,500/本) ・消費税10% ・発送手数料2,200円 |
【積み立て(現物なし)】
海外ETF | SPDRゴールドミニシェア | GLDM | 買い付け手数料無料 |
国内ETF | SPDRゴールドシェア | 1326 |
SBI証券 |
・月額を翌月の営業日数で割った一定金額で買い続けます ・買い付け手数料(代金×1.65%) ・消費税10% ・発送費 ・引出料 ・保険料
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【積み立て(現物なし)】
海外ETF | SPDRゴールドミニシェア | GLDM | 買い付け手数料0.495% |
国内ETF | SPDRゴールドシェア | 1326 |
☆まとめ
・積み立てで持つ場合は、取引手数料の安い会社で積み立てる
まずは、現物で持ちたいのかどうかを考え見てください。
それが決まれば、あとは会社を決めるだけです。
私の個人的な考えですと、手数料などを考慮すると現物で購入するのがよいのではないかと思います。
一括で購入してしまうと下がった時に元本割れしてしまうリスクがあります。
しかし、現物をもっていることで万が一の時には物々交換として使うこともできます。
金を購入する際には、自分がどのような目的で購入するのかしっかりと考えてみてください。
そして、資産の10%~20%が目安で考えてみてください。
金はあくまで「リスク分散のためちょっと持っておこうかな」くらいがいいと思います。
この記事が少しでも役に立てたなら嬉しいです。
