才能がある?才能がない?分かれ道はこの違い【やりぬく力】

こんにちはー!!

みなさんは「才能がある」と聞いて羨ましいなぁと

思ったことがあると思います。

自分にも「才能」があったら成功してた。など

「才能」は確かに素晴らしいものです。

しかし、「才能」があっても成功するかは

別の問題だということを、知っているでしょうか?

その答えを教えてくれる本を

今回、ご紹介したいと思います。

それがこちら

GRIT やり抜く力

著者 アンジェラ・ダックワース

おにぎりちゃん
おにぎりちゃん
それではスタートです!

☆アンジェラ・ダックワースとは

  • ペンシルベルニア大学 心理学教授
  • ハーバード大学 卒業後 教育NPOの設立・運営に携わり、オックスフォード大学で修士号を取得。
  • ペンシルべニア大学大学院で博士号を取得。
  • グリット(やり抜く力)研究の第一人者。

☆「才能」は「努力」によって磨かれる

才能とは何か?
才能とは能力を磨いて尖った部分

多くの人は才能があれば全てが上手くいき、上手くいかないのは才能が無いせいだと考えます。

では、

アーティスト・アスリート・ジャーナリスト・医師・学者など様々な人にアンケートを取りました。

『業界でトップの人を挙げて、その人にはどんな特徴があるのか?』

というものでした。

そこで挙げられた人達は、確かに才能はありました。

しかし、挫折も多かったという事です。

という事は

才能だけでは、物事が上手くいく訳では無いという事。

ここで大事なのは、

結果が才能によって決まっているのではなく、才能が結果によって決まる

という事です。

上手くいけば、才能がある。
失敗すれば、才能がない。

と言われているのです。

では、才能があると認められた人は、どんな事をしてきたのでしょうか?

それこそが

GRIT(やり抜く)

です。

才能がある人は皆、挫折をしても乗り越えてきた人達です。

「努力」をし、毎回試練を乗り越えてきました。

才能があっても試練に立ち向かって「努力」出来ない人は結果的に才能が無かったという事になります。

『才能とは能力を磨いて尖った部分』

とお話しましたが、

「才能」x「努力」=「スキル」

になります。

そして、スキルを磨く事

「スキル」x「努力」=「達成」

になるのです。

という事は、

目標を達成する為には、「努力」は2回必要なのです。

重要ポイント
「才能」は「努力」によって養われ「スキル」になり、「スキル」は「努力」によって生産的になる。

才能が人の2倍あっても、人の半分しか努力しない人は、例えスキルの面では互角であろうと、長期間の成果を比較した場合には、努力家タイプの人に圧倒的な差をつけられる。

「2倍の才能」があっても「1/2の努力」では負ける。

では、皆さんがどれだけのGRIT(やり抜く力)があるのかはかってみましょう。

粘り強さ

全く当てはまらない あまり当てはまらない いくらか当てはまる かなり当てはまる 非常に当てはまる
1 私は挫折をしてもめげない、簡単には諦めない 1 2 3 4 5
2 私は努力家だ 1 2 3 4 5
3 一度始めたことは必ずやり遂げる 1 2 3 4 5
4 私は勤勉だ、絶対に諦めない 1 2 3 4 5
5 重要な課題も克服する為に挫折を乗り越え経験がある 1 2 3 4 5

当てはまる数の数字を足して、5で割りグリットスコアをみて下さい。
その脇に書いてあるパーセントが粘り強さです。

アメリカ人の成人 グリット・スコア

パーセンタイル値 グリット・スコア
10% 2.5
20% 3.0
30% 3.3
40% 3.5
50% 3.8
60% 3.9
70% 4.1
80% 4.3
90% 4.5
95% 4.7
99% 4.9

どうでしょう?

あなたの粘り強さはどれくらいありましたか?

%が高ければ高いほど粘り強さがあります。

こちらの本は更にGRIT(やり抜く)を伸ばす為のやり方なども書かれています。

気になる方は是非読んでみて下さい。

☆まとめ

努力をしなければ、たとえ才能があっても宝の持ち腐れ。
努力によって初めて才能はスキルになり、努力によってスキルが生かされ、様々なものを生み出す事が出来る。

今回の本で分かる事は、

努力しても意味がないと思っている方に「努力する」ことの素晴らしさを伝えていると思います。

成果が中々出ないと、どうしても挫けそうになってしまいます。

しかし、「才能がある」と言われる人達はこの努力を何倍も頑張ってきた人達だと思えば、自分も努力する事を止めてはいけないなと改めて思えると思います。

「努力は必ず実を結ぶ」

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おにぎりちゃん
最後までお読みいただきありがとうございました。

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