こんにちはー。
今回は、「死」をテーマに書いて行こうと思います。
生きていたら避けては通れない「死」というもの。
皆さんは深く考えた事はありますか?
死んだらどこにいくのか。
どうして死ぬのが怖いのか。
私は、昔からその謎が気になって仕方がなかったです。
そして、この本がその謎を解いてくれました。
DEATH
「死」とは何か
著者シェリー・ケーガン
そして何故か財産を気付いている人は、「死」に直面している人が多いのです。
ソフトバンクの孫正義さんもその1人。
「死」とは何か。
深く考えたからこそ「生きる」に繋がるのだと思います。
あまり考えたくないと毛嫌いされがちなこの問題を今回は少し考えてみましょう。
目次 [非表示]
☆シェリーとはどんな人
イェール大学教授、道徳哲学、規範倫理学の専門家として知られ、着任以来二十年間開講されている「死」をテーマにしたイェール大学での講義は常に人気です。
☆「死」とは何か
まず初めに皆さんは「魂」というのはあると思いますか?
シェリー先生は、「魂」というものは無いと言っています。
なのでよく
「死んだら何処へ行くのかな?」
という事を考えたりしますが、魂が無いのなら何処に行くという事も無く、ただ「無」になります。
「無」になるのが、怖いんだよ。
と思われると思いますが、私達が生まれてくる時、そして生まれて間もない時は記憶はなく、
「怖い」という恐怖などは無かったと思います。
それと同じでただ眠りにつくだけで怖がる事は無いのです。
眠る期間のようなもので怖れることは無い。
そういわれても怖いものは怖いですよね。
では、何故それでも死を怖いと思うのか。
それは、これから起こるであろう未来を奪われてしまう、
「剥奪説」
が起こるからです。
皆さんには、これからやりたい事経験した事が沢山あると思います。
死んでしまうとその未来を奪われてしまうので、死ぬのが怖いと思うのです。
老人の方がたまに
「思い残す事は無いからいつ死んでも悔いが無い」
と言いますが
そういう方は、やりたい事を全てやって達成出来たから死に対しても恐怖も薄いのかもしれません。
ということは、1つの疑問が生まれます。
病気などで、死よりも生きている方が辛いという人を除いて、未来ある人達が自殺してしまうのは何故なのでしょう。
未来があるのなら「死」への恐怖が有るはずなのに。
それは、一時的に辛い思いをしていて、未来に絶望しか感じられず自殺してしまうのです。
そこで私達が出来る事は、未来でやれるたくさんの経験が有るという事を伝えて、その時の辛い状況を少しでも良くしてあげる事なのかなと思います。
☆まとめ
それでも死ぬのが怖いと思うのは未来を奪われてしまう(やりたい事を奪われてしまう)事への恐怖。
自殺してしまう(病気以外)人は、未来も考えられないくらいの状況にあり、一時的にその状況を変えたいと思って選んでしまっている。
この本を読んで私は、今までの謎が解けて、これからの生き方について深く考えるようになりました。
私達は必ず死んでしまいます。
そこはある意味ゴールです。
そのゴールに向かってどう生きるのか、いつ死んでも悔いが無いように日々、目標を持って生活していこうと思います。
皆さんもゴール(死)へ向かって悔いの無い人生にしましょう。