こんにちはー。
突然ですが、皆さんに質問です。
「与える人」「受け取る人」「どちらもやる人」
この3人の中で誰が一番成功し、誰が一番成功しないか考えてみて下さい。
では答えです。
それは、どちらも「与える人」です。
え?なんで?
と思いましたよね。
一番成功する人が「与える人」だとしたら、一番成功しないのは、「受け取る人」じゃないの。と思いませんでしたか?
どうしてこのような結果になるのか、それは、この本を読んで頂ければ分かります。
GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代
著者アダム・グラント
☆本の著者アダム・グラントとはどんな人?
アダム・グラント
1981年8月13日 アメリカ合衆国生まれ
組織心理学者。ペンシルべニア大学ウォートン校教授。
なんと大学史上最年少で終身教授に選任。
「フォーチュン」誌の「世界で最も優秀な40歳以下の教授40人」に選ばれ、受賞多数。
☆「与える人」が何故、どちらにもなり得るのか
それでは、これから本の内容を書いていこうと思います。
「与える人」とは「ギバー(Giver)」
ギバーとは、
相手の為に何をしてあげたら良いかと考えて行動する人のこと。
「受け取る人」とは「テイカー(Taker)」
テイカーとは
人から受け取る事ばかりしている人。
言い換えると人から奪うことばかりしている人のこと。
「どちらもやる人」とは「マッチャー(Matcher)」
マッチャーとは
バランスをとる人、人に与えられれば、与え返し、奪われれば同じことをして返すような人のこと。
そして、この世界は3人の人間に分けられるという事です。
ギバーは25%、テイカーは20%、マッチャーは55%、いるそうです。
ほとんどの人はマッチャーなのです。
そして、この3人の中で一番成功する人はギバーです。
先程も言った通り、ギバーは人の為に何をしたら良いか考え、行動するので、利益になりやすく成功するのです。
2番目はマッチャー
どちらにもなれる人なので、上手く立ち回ります。
テイカーがマッチャーにした嫌な事をマッチャーはそのままやり返すのでマッチャーの55%の勢力には勝てません。
3番目はテイカー
テイカーは、人から奪うので良い所まではいきますが、マッチャーのものまで奪うので同じことをして返され、成功には導かれません。
そして、4番目・・・
お人好しの搾取されるギバーがもっとも稼げません。
ん?どういう事?
となると思います。
最初にお伝えした通りギバーとは、人の為に何かする事が好きで、見返りを求めません。
なので、テイカーのような人間に搾取されやすく、自分の身を削ってしまうだけで、利益に繋がらないギバーがいるのです。
そう、「ギバー」には2種類いるのです。
成功するギバー
‐相手と自分の利益を等しく出来る方法を考えます。
搾取されるギバー
‐自己犠牲をします。
ここに大きな違いがあるのです。
搾取されるギバーは一度のギブ(Give)で終わってしまいますが、成功するギバーは、ギブしたとしても相手と等しい利益を得るのでギブがずっと続いていきます。
ここで大事なのは
誰にギブをするのか?です。
テイカーのような人にギブをしていては、そのギバーは成功しません。
ギブする相手を選ぶという事が1番大事なのです。
では、テイカーのような人とはどんな人なのか、例をあげます。
1つ目は、写真で分かるそうです。
- テイカーは自己主張が激しいので、広告や会社の写真などでも自分の顔を大きくしたり、人より目立とうとします。
fa-check2つ目は、「自分が尊敬している人を4人あげて下さい」と聞いてみて下さい。
- テイカーは自分より上の立場の人に媚びる所があるので自分より上の人の名前を挙げる事が多いそうです。
テイカーと関わっても良い事は1つもありません。テイカーを見分けられるようになって絶対テイカーには近づかないようにして下さい。
このように、ギブする事はとても良い事ですが、誰彼構わずギブをするのではなく相手を選んで自己犠牲をしないようにしましょう。
☆まとめ
そして、ギバーには2種類いる。
成功するギバーと搾取されるギバー。
成功するギバーになるためには、テイカーを見極め利用されるだけのギブをやめる。
この本では、実在する人物(ギバー)を挙げて説明されているので、とても分かりやすいです。
この本を紹介できてとても嬉しいです。
最近思うのですが、
ギバーが25%・マッチャーが45%なら
ギブして損することの方が少ないのではないのかなと…
私も、この本を自分が尊敬している人から教えてもらい、とても為になりました。
こうやって良い本は他の人に伝えられていくことで、その人に何らかの影響を与え、より良い人生になると嬉しいです。
皆さんもたくさんの人にギブをして成功するギバーになりましょう。